アレルギーに悩む方の間で「グルテンフリー」という言葉がずいぶん浸透しています。
今回はそもそも「グルテン」ってなんなのか、グルテンフリーにはどんな効果があるのかを調べてみました。
「グルテン」とは、小麦粉の弾力のもとになるタンパク質「グルテニン」と「グリアジン」が結合することで形成されます。
グルテニンは細長いバネのような形をしていて、グリアジンは粒場のかたちをしています。
グルテニンに水を加えると、バネ状になった両端が他のグルテニンと結びついて、長いグルテニンになります。
生地をこねるうちにそれらが重なり、網目のような構造になります。
この網目の中に粒状のグリアジンが入り込んで、グルテンになるのです。
小麦粉のパンがよく伸びて膨らむのも、うどんやそうめんにコシが生まれるのも、グルテンの力だと言われています。
柔らかさにつながるのはグリアジンで、弾性を生み出すのがグルテニン。
この両方の良さが合わさり、柔らかくてコシのある食感が生まれます。
しかし、その弾力と柔らかさ、そして粘り気のせいで消化されにくくなり、腸内環境に悪影響を与えることがあります。
セリアック病という病気では、身体がグルテンを異物と認識し、腸内を攻撃するため、
腸が炎症を起こし、栄養の吸収が阻害されることがあります。
セリアック病のような病気は、小麦を主食とする欧米に多く見られますが、日本でもパンを朝食とする風潮があるため、グルテンの摂り過ぎには注意が必要です。
また、よく知られるのがグルテンによるアレルギー症状。
グルテンによるアレルギー症状は、アトピー性皮膚炎や喘息などのように明確な症状が現れる場合もあれば、
原因不明の頭痛や腹痛、倦怠感、肌荒れなどの症状があり、自覚しづらいアレルギーも存在します。
米粉にはグルテニンとグリアジンが含まれていないため、
小麦粉を使用する代わりに米粉を使うことでグルテンフリーのパンやお菓子を作ることができます。
グルテンに対するアレルギー症状がある場合は、グルテンフリーの米粉パンを選ぶと
美味しく、また身体にも負担なくパンやお菓子を食べることができますね。
ただし、注意が必要なのは、小麦が混ざったものを使用した場合はグルテンフリーにならないことです。表示をよく確認してから選ぶようにしましょう。
水がきれいな源流地域で歯科栽培されない幻のお米「いのちの壱」を
福知山市で栽培した「京ほたる米」。
京ほたるの米粉は、製菓用にも使えるよう細かいメッシュで製粉しています。
米粉のパンやスイーツを作るのはハードル高いけれど、
どんな味か食べてみたい! という方は、
京ほたる米の米粉を使った「地産地消キッチン D1 cafe」で是非食べてみてください!
https://www.ryoutan.co.jp/town/newopen/2022/05/93296/
京ほたる会
京ほたる (いのちの壱)栽培グループ
福知山各地の源流地域で栽培をしております。
〒620-0836
京都府 福知山市大内 1297
電話:0773-27-2693
携帯:090-2358-6308
https://kyouhotaru.com
Email: agri39[a]proof.ocn.ne.jp
© 2024 京ほたる